スマホの画面、おしゃれにデザイン

スマートフォン（高機能携帯電話）の画面を自分好みのおしゃれなデザインに変更できるアプリ「ＣｏｃｏＰＰａ（ココッパ）」が人気だ。スマホ関連サービスやインターネット広告を手掛けるユナイテッド（東京）が開発。世界の１０～２０代の女性を中心に評判を呼び、ダウンロード数は２７００万回を超えた。

　アプリを使えば、背景画像の壁紙や、機能・内容別に小さな絵で示したアイコンを好きなデザインで作成し、投稿できる。利用したい人はその中からお気に入りの素材を選び、好みの画面に変えられる。素材は無料で取り込めるが、同社が配信する人気キャラクターのアイコンなどは有料だ。

　独自の交流サイト（ＳＮＳ）機能もあり、作成者と利用者がデザインの評価などについて対話を楽しめる。

　ココッパの開発は、米アップルのｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）の画面に映るアイコンのデザインを変更できないことに女性社員が着目したのがきっかけだ。

　２０１２年７月にアイフォーン版を公開。当初は国内中心で利用者も限られていた。しかし、画像投稿サイトで自作の壁紙やアイコンを紹介する人たちの登場もあって海外でも有名になり、「アジアや欧州、米国へと利用者が次々と広がった」（金子陽三社長）。

　１３年５月には米グーグルの基本ソフト（ＯＳ）、アンドロイドを使ったスマホ向けにも公開した。ダウンロード数はおおむね、月１００万回以上のペースで増加。ゲームを除くアプリの月間ダウンロード数で世界９位になったこともある。

　金子社長は「ココッパの使い勝手を良くして利用者にもっと楽しんでもらうとともに、斬新なアプリ開発にも力を入れたい」と意気込んでいる。

女性が好きな商品を目指せば、おのずとヒットの予感がするよ。

うちの商品企画部の考え方もかえていかなきゃ！！

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